震災地緑化に適応した草本植物は・・・・菌根イソギクのみである!
菌根イソギク緑化は、樹木緑化の盲点であるグランドを美しく緑化する。
日本の緑化は「樹木緑化」が行なわれてきた。
樹木緑化には多様な施工が行なわれいる。
宮脇理論による潜在自然植生による森造りもある。
この理論での緑化は、植物遷移の初期過程の草本植物優占時代は見事に削除される。
しかし、津波、人為的な地表破壊の更地では、当然草本植物が優占種として繁茂する。
したがって、宮脇 潜在自然植生緑化には、雑草と樹木苗木との競争が発生し、人為的に除草しなければならない。
自然の法則では成木になるまでの期間、地面は・・・草本雑草が生い茂る。
植物遷移からすれば、緑化するエリアは最初に草本植物が優占種となって繁茂する。
それから・・・樹木が生えるようになる。
樹木緑化は、この時間を飛び越えて・・・極相植物を栽植する。
樹木緑化が立派な森になるには何十年の歳月が必要である。
この期間は・・・雑草と樹木の戦いになるが、除草というメンテナンスが不可避である。
この手入れ。
真夏に夏草を除草する作業は容易でない。
無手入れでは雑草が生い茂る「藪作り」になる。宮脇・・・緑化では「林縁」の草本植物が欠如している。
美しい林、森には・・・林縁草本植物が栽植されないので・・・・ならない大きな欠点が存在する。
林、森の林縁は・・・樹木と雑草の戦場となり・・・藪化したエリアになる場合が多い。
宮脇 潜在自然植生は・・・樹木を見て・・・林縁を見ない。
林、森には・・・必ず「林縁」がある。
人間と森、林の・・・もっとも深く関係するエリアが「林縁」である。
この林縁が・・・最も雑草が生い茂る。
この雑草が・・・侵略的外来植物に占領されたら・・・照葉樹林も台無しではないか???
防潮の森の林縁。
このエリアを・・・日本の美しい景観に出来るのが・・・日本固有種「菌根イソギク」である。
震災エリアの唯一無二の緑化植物である。
樹木緑化の公園。
広大な公園の面積、林縁を、毎年数回除草するには多大なコストとボランテアの人手を要する。
炎天下での夏草の刈り取りは、非常に難儀な作業である。
この問題を一挙に解決しながら・・・樹木が立派に成長するまでの期間、
雑草繁茂を防止して、更に「菌根イソギク」を栽植することで、
栽植した年から・・・美しい「花公園」にするのが菌根イソギク緑化である。
菌根イソギクは「アレロパジー物質」を根から分泌し、他の雑草を生えないようにする植物である。
速攻で公園的景観を創生出来るのが菌根イソギク緑化公園である。
地域住民にとっても、少しでも早く美しいエリアになることは・・・悲願である。
これまでの樹木緑化は、この地面の景観を疎かにしてきた。
林縁の美観を疎かにしてきた。
更に・・・樹木が生長するまでの期間のエリアの景観を疎かにしてきた。
菌根イソギクは、栽植した年から・・・公園としての景観を造り上げることを目的に開発された緑化法である。
木材腐朽菌を地面に生息させることで、菌根イソギク自身の枯れ葉を分解して養分を作り、
一度栽植すれば永年生き続ける・・再生循環緑化である。
植物遷移を菌根イソギクを栽植することで、草本と樹木で自然に近い生態系の森、公園を造ることが出来る。
防潮の森も放置すれば「藪森になる・・・。
林縁に菌根イソギクを栽植すれば・・・素晴らしい景観になり、観光資源の森になる。
更に、訪花昆虫が生息する森となり、地域農業に大きな貢献をする森になる。
菌根イソギクの強みは、「日本の固有種」で、しかも一度栽植せれば、
何十年も無肥料で生き続ける「奇跡の緑化植物」である。
夏は美しい涼風の葉波が揺れる・・・・
11月から12月の霜枯れの晩秋には・・・黄金の海が出現する。
この花の海は、日本列島で花咲く最終蜜源植物。
日本ミツバチ、ハナアブ、ハナバエ、セイヨウミツバチが、今年最後のの花蜜、花粉を求めてやってくる。
冬季の食料確保・・・。
この・・・飢えを与えない菌根イソギクは、公園エリアの2K㎡以上の農業に「訪花昆虫」として大きな貢献をする。
菌根イソギク緑化は、公園が同時に農業公園になる。
このことが、震災地に於ける本当の意味での復興公園である。
美しい公園が、同時に地域の農業に大きな貢献をする生態系公園になる。
岩沼市は、震災前は、仙台の野菜供給基地であった。
大きな津波は、農業を助けてきた「訪花昆虫」をも壊滅させた。
復興は・・・「訪花昆虫」の復興でもある。
それには、蜜源植物を栽植することが望ましい・・・・
春から10月目では・・・花咲く植物は・・・ある。
しかし、10月から12月に花咲く植物は、日本固有種では「菌根イソギク」のみである。
豊かな公園は、樹木と草本植物の二つで成立する。
生分解防草シート 「グランド パーフェクト」を用いた緑化は、今後の日本における緑化に標準になる。
ボランテアに依存しない雑草対策が可能だからである。
菌根イソギク緑化は、美しい日本の景観を創る・・・緑化のあるべき姿を具現化したものである。
これまで、グランドカバーの草本緑化を研究開発は極めて少なく、他の植物では問題があり、
少なくとも・・・震災地の広大なエリアを、美しい日本の景観に出来るのは「菌根イソギク」のみである。
菌根イソギク 生産販売 日本再生循環緑化研究所
生分解防草シート 「グランド パーフェクト」 開発製造 (株) ユニチカ
日本再生循環緑化研究所
宇井 清太 記
菌根イソギク緑化のお問い合わせは 日本再生循環緑化研究所へ
TEL 0237-86-3223